【新日本】まさに仁義なき抗争…KENTAが棚橋からまたまたUSベルト強奪し「俺が王者だ」

抗争は激化する一方のKENTA(上)と棚橋

新日本プロレス1日の埼玉・熊谷大会で、IWGP・USヘビー級王座次期挑戦者のKENTA(40)がまたもや王者・棚橋弘至(44)のベルト強奪に成功した。

KENTAは6日大阪大会で棚橋への挑戦を控えている。挑戦表明した10月21日の日本武道館でいきなりベルトを持ち逃げ。25日後楽園大会で奪回を許すと、翌26日後楽園大会で再び強奪した。地方巡業中もベルトを巡る抗争は続き、この日までは30日岩手大会で奪回に成功した棚橋の腰に巻かれていた。

8人タッグマッチの前哨戦に出場したKENTAは、リング上で激しい攻防を展開した。go2sleepをツイスト&シャウトで切り返されるなどリング上では劣勢を強いられたが、自軍が勝利を収めると試合後に棚橋と乱闘。GAME OVERで捕獲して右肩を痛めつけ、最後は本部席にあったUSベルトをまたまた持ち逃げして去っていった。

さらに記者席の前でベルトを誇示したKENTAは「俺が王者だ。ちゃんと書いとけよ?」と本紙記者を恫喝。まさにエンドレスな仁義なきベルト抗争が、タイトルマッチ当日まで続きそうな気配だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社