バイきんぐ西村さん監修「バカまぶし」を実食レビュー! かけすぎるくらいがちょうどいい万能スパイス

みなさんこんにちは、ファミリーキャンパーのざるです。キャンプで焼いたお肉には、焼き肉のタレや塩コショウなどをつけるのが一般的ですよね。しかし、キャンプ人気が止まらない昨今は、アウトドアスパイスが人気を博しています。今回は数あるスパイスの中から筆者が購入した、バイきんぐ西村さん監修の『バカまぶし』を紹介していきます!

万能スパイス『バカまぶし』はバイきんぐ西村さんが監修

アウトドアスパイス『バカまぶし』は、ハピキャンでもお馴染み、バイきんぐ西村さんが監修したスパイスです。

「もっと手軽に美味しいキャンプ飯が食べたい」

「肉も野菜も1本のスパイスで調理したい」

「調理道具を減らしたい」

「料理の手間を省きたい」

「家でも使えるものが欲しい」

こんなこと、一度は思ったことはありませんか?

「ないなら、俺が作ろう!!!」

筆者撮影

そんな想いに応えるべく、キャンプ芸人西村さんが立ち上がり開発されました。

食欲をそそる組み合わせを模索した万能スパイス

西村さんが監修という立場で携わっているこの『バカまぶし』。

西村さんのキャンプ飯へのこだわりは、YouTubeチャンネル「CAMP西村チャンネル」でも見ることができますし、以前のハピキャンロケでもキャンプ飯へのこだわりを見せていました。

世界中のスパイスから、食欲をそそる組み合わせになるよう、ひたすら模索。

その中から厳選した12種類以上のスパイスを調合し、最も食欲をそそる黄金比率を発見するに至りました

さらには、食感や香りを楽しむために、パウダー状のスパイスだけではなくホールのスパイスも使用し、それらを一度炒って、もっと香ばしくし、食感もパリッとしたものに仕上がっています。

「バカまぶし」には2種類の味がある

バカまぶしには、「辛くないの」「辛いの」の2種類の味があります。

「辛くないの」は、クミンの香りが食欲を掻き立ててくれるスパイス。

「辛いの」は、「辛くないの」に唐辛子を加えてピリッとしたスパイスに仕上げています。

「辛くないの」原材料

クミン(インド、トルコ、イラン、シリア)、ごま、チキンパウダー(食塩、麦芽デキストリン、鶏肉、砂糖、鶏油、チキンエキス、酵母エキス、香辛料)、食塩、砂糖、酵母エキス、オニオン末、生姜末、スターアニス、フェンネル、アニス、シナモン、クローブ、山椒 / 調味料(アミノ酸等)香料

「辛いの」原材料

クミン(インド、トルコ、イラン、シリア)、ごま、唐辛子、チキンパウダー(食塩、麦芽デキストリン、鶏肉、砂糖、鶏油、チキンエキス、酵母エキス、香辛料)、食塩、砂糖、酵母エキス、オニオン末、生姜末、スターアニス、フェンネル、アニス、シナモン、クローブ、山椒 / 調味料(アミノ酸等)香料

「バカまぶし」はドバっと振りかけやすいボトル

筆者撮影

バカまぶしの瓶詰は、店頭でしか販売されていません。公式サイトで購入できるのは、詰め替え用のパウチタイプのみです。

筆者撮影

店頭では「辛くないの」と「辛いの」両方売られていましたが、筆者の家族は辛いものが苦手。そのため今回は、「辛くないの」を購入してみました。

粉上のスパイスの中にホール状のスパイスが混ざっている

筆者撮影

まずはどんな感じのスパイスなのか、お皿に出してみました。

粉末状のスパイスの中に、少し大きめのホール状のスパイスが混ざっています。

少し細長いスパイスが「クミン」です。クミンといえば、カレーパウダーの主原料であり、インド料理やエスニック料理に使われるスパイスとして有名です。

そして、丸みのある粒がゴマでしょう。

筆者撮影

パッケージに記載のあるように、クミンとゴマ以外の粉状のスパイスには、多種多様なスパイスが混ざり合っています。

色合い的には、きな粉のような黄色い感じです。

「辛くないの」のフタを開けてスパイスを出した瞬間に、フワッとカレーのような匂いが漂いました。

匂いを嗅いだだけで、「これ絶対美味しいやつじゃん!」という第一印象。

購入はしていませんが、お店で見た時に「辛いの」は粉が赤く見えました。唐辛子が入っているので、見た目にも辛そうです。

「バカまぶし」の名称に負けないくらいまぶしやすい

筆者撮影

フタの穴は直径約5mmと、かなり大きな穴です。

筆者撮影

自宅にあるほかの調味料の穴を見てみると、約3mm程度でした。

そのため、ひと振りするだけでかなり多めにスパイスが出てきます。「バカまぶし」の名前の通り、バカみたいにたくさんまぶして食すことのできるフタになっています

ここにも西村さんのこだわりが垣間見えるように思えました。

「バカまぶし」を実食レビュー!

筆者撮影

それでは、いざ実食です!

本来ならばキャンプでドーンと焼いた塊肉にかけてみたいところですが、まずは自宅で使ってみることにしました。

お肉にかけると絶対ウマイ!

キャンプといえばお肉。

お肉にかけたら絶対おいしいに決まってますが、それでもまずは、定番のお肉に振りかけてみることにします。

筆者撮影

ポークステーキを作り、この上に遠慮することなくドバっとスパイスを振りかけて食べてみました。

その感想は、「うまい!」の一言に尽きます。

大量のスパイスが入っているので、スパイスがとても香り豊かです。

「辛くないの」とはいえスパイスの辛味があるかなと思いましたが、想像していたよりも柔らかい味わい。ピリッとすることはなく、誰でも食べられそうな味です。

スパイスが主張してしまって子供によっては苦手な味かもと思いましたが、娘達(小学生・中学生)も「おいしいじゃん!」とすんなり食べていました。

マイルドなカレー味に近い

筆者撮影

味は、ピリッとコショウのようなスパイス感ではなく、カレーにかなり近い感じです。

ふりかけ感覚で白飯にかけると、ご飯がすすみます!

焼き餃子にかけてみる

筆者撮影

タレやポン酢につけたりする餃子ですが、これにもバカまぶしはピッタリです。

餃子の表面が見えなくなるくらいにガッツリかけると、肉のうまみとスパイスが相まっておいしい!

ハピキャン編集部撮影

餃子はホットサンドメーカーでも作れるキャンプにぴったりのメニューなので、ぜひお試しください!

ポテトサラダも一味違った味わいになる

筆者撮影

なにもつける必要のないポテトサラダですが、ここにバカまぶしをかけると少しカレー風味のついた味わいになりました。

マイルドな味のポテトサラダも、ほんのちょっとスパイスの風味が加わり、いつもと違った感じになります。

ゆで卵の塩の代わりにかけてもおいしい

筆者撮影

味塩や岩塩をかけて食べるゆで卵に、バカまぶしをかけるのもおすすめ。

生野菜にはちょっと合わないかも?

筆者撮影

生野菜とサラダチキンのサラダにもかけてみました。

おいしくないわけではないですが、サラダの水分と混ざってしまい、スパイスの風味が薄れてしまったように感じます。

筆者個人の感想ですが、生ものや水分の多めのものには合わせづらいかなという印象でした。

スパイスカレーやクミンが苦手な人は要注意

筆者撮影

どの料理にかけてもほぼほぼおいしくなる万能スパイス『バカまぶし』ですが、前述のように、風味はカレー味に近いものがあります。

スパイスといえば、塩コショウが少し多めで、ピリッとしたイメージがありませんか?

筆者もそんな感じなのかなという想像で買ったのですが、実際に食べてみるとかなりマイルドで、スパイスカレーのような風味を強めに感じました

おそらくは、カレーには欠かせない香辛料クミンが入っているためだと思います。

妻や子供達も「美味しい」とは言いますが、想像してたものとは違ったようです。

スパイスカレーやクミンが苦手だなという人には、ちょっと注意が必要でしょう。

かけすぎるくらいがちょうどいい『バカまぶし』アウトドアスパイスの選択肢に入れてみてはいかが?

今回は、万能アウトドアスパイス『バカまぶし』をご紹介しました。

筆者個人としては、このバカまぶしはとても相性がよく、自宅でもよく使っています。

塩分が控えめに作られているそうなので、「そんなにかけるの?」というくらいザクザク多めにかけるぐらいがおいしいと思いました!

様々なアウトドアスパイスが発売されていますが、気になる方はスパイスのスタメンに入れてみてはいかがでしょうか?

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