サンジロワーズMF三笘薫にトルコ強豪ベシクタシュが熱視線 ベルギーにスカウトを派遣

三笘薫(東スポWeb)

トルコ1部ベシクタシュがベルギー1部サンジロワーズに所属する東京五輪代表MF三笘薫(24)の獲得に興味を示していると、トルコメディア「SportsCell」が伝えている。

三笘は8月にイングランド・プレミアリーグのブライトンと契約し、レンタルでサンジロワーズに加入。10月16日のセラン戦では途中出場ながらハットトリックを決め、チームの逆転勝利に貢献し、同30日のヘント戦ではリーグ戦2試合連続で先発するなど存在感を示した。

チームも絶好調でリーグ首位に立っている中、同メディアは公式ツイッターで「ベシクタシュのスカウトチームはサンジロワーズが2―0で下したヘント戦でブライトンからにレンタルされている24歳の日本の左翼プレーヤー三笘薫を見た」とし、トルコの強豪クラブが調査に乗り出していると報じている。

左ウイングが本職の三笘はチームで起用できるポジションが限定されることが問題となっていたが、最近はウイングバックとしてプレー。不慣れなポジションながら自慢のドリブルで好機を演出するなど、ベルギーでも好パフォーマンスを披露し始めている。

三笘はサンジロワーズでもスタメンに定着しつつあることから、正式オファーが届いたとしても移籍は検討しないとみられているが、他クラブが関心を示すように欧州でも評価が高まっているのは間違いないようだ。

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