【テニス】ナダルが全豪OP出場に意欲 ジョコビッチは新型コロナ対策に懸念を示す

全豪OP出場に前向きなナダル(ロイター)

男子テニスの世界ランキング5位のラファエル・ナダル(35=スペイン)が順調な回復ぶりをアピールだ。

ナダルは6月の全仏オープン準決勝でノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)に敗戦。その後はツアーに参戦していたものの、左足を負傷し、長期にわたってコートから離れていた。

9月の段階では回復途中と語っていたナダルは、現地時間1日にフランス・パリで行われたラケットメーカーのイベントに出席。スペイン紙「マルカ」は「ナダルの足は回復している。全豪オープン前の大会として、12月にアブダビでの試合に出場したいと思っている」と報じ、来季の四大大会初戦となる全豪オープンの出場に意欲を示した。

実際にナダルもイベント内で、全豪オープンに向けて大会に出場する方針を明かした上で「そのために一生懸命準備をしています」とコメントした。

その一方で、全豪オープンを巡っては、ジョコビッチが新型コロナウイルス感染症対策の観点から出場に懸念を示している。

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