韓国衛生当局、スモークサーモン製品の回収措置発表...食中毒菌検出

韓国で販売されているスモークサーモンから食中毒菌が発見され、リコールされる。

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韓国の衛生当局である食品医薬品安全処(食薬処)は2日、食品製造・加工業者であるナンミSNF社が製造・販売した「燻製サーモンスライス」において、リステリア・モノサイトジェネスが検出され、該当製品を 販売中断して回収措置を行うと発表した。

リステリア・モノサイトジェネスは動物の腸内、土壌など自然界に広く分布している食中毒菌であり、汚染された肉類、乳製品などから主に発見され、発熱・頭痛・下痢などを起こす。

当該製品/食薬処提供

回収対象は食品タイプが「その他の水産物加工品」のもので、重量は180g、賞味期限が2023年1月5日と表示された製品である。

食薬処は同製品を迅速に回収するように措置し、同製品を購入した消費者は摂取を中止し、購入先に返品するよう求めた。

今年7月に米国でもリステリア菌が検出された鶏肉製品(タイソンフード)がリコールされている。

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