主題歌はバンプ! 前作以上に感動!!『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』“夢を抱き続ける大切さ”を伝える感動作

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

ストレスフリーな「すみっコ映画」第2弾

主にちびっこたちから驚異的な支持を得ている「すみっコぐらし」も、2022年で10周年だそうです。そんな人気コンテンツの劇場アニメ第2弾となる『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』は、お子さまの付き添いで鑑賞した保護者の皆さんが号泣しかねない、前作以上の感動の物語でした。

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

映画開始早々「ここは、魔法使いたちの世界。ステッキを振ると……魔法が使えるみたいです♪」と、映画オリジナルキャラクターたちが登場する展開。本上さん&井ノ原さんのナレーションで解説してくれる構成は前作と同様ですが、物語の舞台は大きく変わっています。

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

先入観を捨てたアラフォー洋画クラスタが『映画 すみっコぐらし』を観て辿り着いた結論

なにしろメインキャラクターが「しろくま&ふろしき」「とんかつ&えびふらいのしっぽ」「ねこ&ざっそう」「(飲まれ損ねた)たぴおか」「ぺんぎん?(自分が何者かわからない)」「とかげ&にせつむり(どちらも正体を隠している)」という、個性豊かなキャラクター。ファンにとってはお馴染みの設定も、初めての方は、驚かれるかもしれません。

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

そのあたりのハードルは、前作『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を観れば、すんなり納得できるはず。すみっコたちがお互いを受け入れ支え合い、ときに喜びを分かち哀しみを乗り越える姿は、“本当に大切なもの”は何なのか、を教えてくれるのです。

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

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“夢”という概念を持たない世界から来た魔法使いとの交流

そんな本作の鍵となるキャラクターは、魔法の世界から来た5人きょうだいのすえっコ、ふぁいぶ。いろいろあってうっかり置き去りにされてしまうという、いわゆる『E.T.』(1982年)的な“異世界から来た訪問者との交流”が描かれるわけです。

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

しかし、ふぁいぶは魔法使いとして未熟なので、すみっコたちがひそかに抱いている“夢”に対して取り返しのつかない“やらかし”をしてしまうなど、騒動を起こす側として描かれます。それはまるで、チートな展開がウリの“転生もの”に対するアンチテーゼのようでもあります。考えすぎかもしれませんが。

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

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基本的に魔法使いは「夢を叶えてあげる」側なので、自分たちは夢という概念を持ちません。魔法が当たり前の世界から来たふぁいぶが気づいた、自分自身の「夢」とは……? “夢を抱き続けること”の大切さを子どもたちに伝え、親御さんたちも今一度夢について考えたくなる「すみっコ」映画第2弾、ぜひ劇場に足を運んでご家族で鑑賞してはいかがでしょう。ちなみに主題歌はBUMP OF CHICKENですよ!

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』©2021 日本すみっコぐらし協会映画部

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』は2021年11月5日(金)より全国公開

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