土砂災害想定し救助訓練、富山

熱海市派遣の機動隊員が指導

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土砂を取り除く訓練をする県警の機動隊員=2日午後、富山市

 富山県警は2日、土砂崩れで埋没した建物の中に逃げ遅れた住民がいるとの想定で、富山市内の資材置き場などで救助訓練を行った。静岡県熱海市で7月に発生した大規模土石流の被災現場に派遣され、行方不明者の捜索に当たった機動隊員が指導した。

 機動隊員45人前後が、建物に向かって大声を出しながら重機やスコップで土砂をかき出し、担架やはしごを使って要救助者に見立てた人形などを運び出した。現場指揮所の設置から救出まで約2時間で行った。

 熱海市の被災現場で土砂を取り除く作業をした機動隊の高田拓分隊長は「現場では隊員の体力を守ることも大切だと実感した」と振り返った。