ヤマハ、2022年モデル『YZF-R1M/R1』にYZR500モチーフのWGP60周年記念カラー設定。11月8日まで予約受付

 ヤマハ発動機は、スーパースポーツのフラッグシップモデルである『YZF-R1 ABS』と同車の上級モデル『YZF-R1M ABS』の2022年モデルを1月28日に発売する。また、ロードレース世界選手権(WGP)参戦60周年記念カラーを施した『YZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary』は11月8日までの受注期間限定モデルとして、2月28日に発売する。

『YZF-R1』は、1998年に販売開始されてからスーパースポーツ市場を牽引してきたモデルだ。レースでは、スーパーバイク世界選手権(SBK)、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどに参戦しているマシンのベース車両となる。

 搭載されるのは水冷4ストロークDOHC直列4気筒4バルブ997ccエンジンで、最高出力は200馬力/13,500rpm、最大トルクは113Nm/11,500rpmを発揮する。

 そんな『YZF-R1 ABS』の2022年モデルは、ブルーとブラックの2色展開で発売。また、『YZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary』は、1980年のYZR500をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のカラーリングのほか、WGP参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げとしたブレーキレバー・クラッチレバーが採用されている。

ヤマハYZF-R1M ABS(ブルーイッシュホワイトメタリック2)

 上級モデルの『YZF-R1M ABS』は、カーボンとアルミの組み合わせによる高い質感をアップデートし、ブルーの面積を増やすことでヤマハのレーシングスピリットをより感じられるカラーリングとなった。

ヤマハYZF-R1 ABS(ディープパープリッシュブルーメタリックC)
ヤマハYZF-R1 ABS(ヤマハブラック)

 発売日は『YZF-R1 ABS』、『YZF-R1M ABS』ともに2022年1月28日で、メーカー希望小売価格は『YZF-R1 ABS』が236万5000円、『YZF-R1M ABS』が319万円となる。

 そして、『YZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary』の発売日は2022年2月28日で、メーカー希望小売価格は247万5000円となる。国内での販売計画台数は全モデルあわせて年間200台だ。

ヤマハYZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary(シルキーホワイト)
ヤマハYZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary(シルキーホワイト)

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