<レスリング>【2021年世界選手権・レビュー(18)】男子グレコローマン63kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)


【男子グレコローマン63kg級・優勝】
メイサム・カラマリ・ダルカニ(Dalkhani, Meysam Karamali=イラン)

▲提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan

▲提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan

 1997年1月5日生まれ、24歳。2013年アジア・カデット選手権3位、2015年アジア・ジュニア選手権3位、2016年世界ジュニア選手権3位と段階を追って力をつけ、2019年にシニアの世界選手権63kg級5位のあと、U23世界選手権で優勝。

 2020年アジア選手権3位。コロナ禍をはさんで2021年のアジア選手権でも2位へ。2度目の世界選手権で世界一に輝いた。

 ■メイサム・カラマリ・ダルカニの話「優勝を期待されていたので、とても幸せです。コロナのパンデミックのため大変な状況が続きました。それでも、世界一になるための努力を続けてきて、コーチや国の期待に応えられることを嬉しく思います。イラン・レスリング界のために頑張れました。ヌルスルタン(2019年世界選手権)では、何も手に入れることができませんでしたが(5位)、今、金メダルを手に入れることができたことを、神に感謝します」

《1回戦~決勝の成績》=resultトーナメント表
決 勝 ○[5-4]Abuladze, Leri(ジョージア)
準決勝 ○[Tフォール、1:47=9-0]Mammadov, Taleh(アゼルバイジャン)
3回戦 ○[3-3]Temirov, Lenur(ウクライナ)
2回戦 ○[Tフォール、1:54=9-0]Menekse, Deniz(ドイツ)
1回戦  BYE


【表彰式】

[2]Abuladze, Leri(ジョージア)
[3]清水賢亮(日本)
[3]Temirov, Lenur(ウクライナ)


【決勝・動画】
Dalkhani, Meysam Karamali(イラン)○[5-4]●Abuladze, Leri(ジョージア)

 

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