【大田原】黒羽中で1日、文化祭の前夜祭としてサプライズ花火が打ち上げられた。
黒羽地区の住民有志らでつくる「くろばねの花火を愛する会」が、新型コロナウイルス感染症の影響で学校行事の中止が相次いだ生徒たちのために文化祭を盛り上げようと企画した。
午後5時すぎ、突然の校内放送で校庭に集まった生徒たちは花火が打ち上がることが分かると歓声を上げ、約10分間、夜空を彩る約60発の花火を楽しんだ。
文化祭実行委員長の3年小澤優衣(おざわゆい)さん(15)は「私を含め生徒は誰も知らなかった。応援してくれている地域の皆さんのためにも文化祭当日も頑張りたい」と話していた。