きょう3日(水・文化の日)は、太平洋側では広く晴れる見込み。関東から西では最高気温が22℃前後の予想で、昼間は日差しが暖かく、長袖一枚の軽装で過ごせそうだ。
　一方、きのう2日(火)局地的に猛烈な雨が降った北海道は、きょうも不安定な天気が続くため、局地的な強い雨、落雷や突風、降ひょうに注意してほしい。

北海道は道東中心に雨続く　日本海側は傘があると安心

　北海道は上空の寒気や湿った空気の影響で、きょうも不安定な天気が続き、道東を中心に断続的に雨が降って、風も強く吹く見込み。局地的には雷を伴って強く降るため、落雷や突風、降ひょうに注意が必要だ。これまでの大雨で地盤が緩んでいる渡島半島付近では、土砂災害や河川の増水などに警戒・注意を続けてほしい。

　また、東北から西日本の日本海側も不安定な空模様で、雲が取れにくく、にわか雨や雷雨の所がある見込み。外出の際、雨が降っていなくても雨具を準備したい。

晴れる関東から西日本　昼間は日差し暖か　夜は風冷えも

　関東から西日本の太平洋側は広く晴れる見込み。空気の乾く所が多く、爽やかな秋晴れとなりそうだ。安定した晴天になる所が多いが、東北や近畿・四国などでは、午後、にわか雨の可能性があるので、洗濯を干したままの外出は気を付けてほしい。

　最高気温は、晴れる太平洋側で平年を上回る所が多く、東北南部から西日本は20℃を超える予想。昼間は日差しが暖かいが、日が暮れた後は昨夜よりも冷える所が多く、北寄りの風が冷たく感じられそう。昼間は軽装で過ごせても、夕方以降は上着が欠かせない。
　曇りや雨の所が多い日本海側も、気温は平年並みで比較的過ごしやすいが、北海道は10℃以下の所が多く、雨や風で体感的には気温の数字よりも寒く感じられそう。昼間も風を通さない厚手の上着が必要になりそうだ。

（気象予報士・海老原美代子）