韓国の仁川市の障害者保護センターで障害者に強制的にトッポギ(餅炒め)などを食べさせ、死なせたとの疑惑を受ける社会福祉士1人が裁判に付されることになった。
参考記事:韓国紙「我が国は先進国というが、公共意識は落第」「政治家は公人意識に欠け…政府は市場原理も乱す」
2日、韓国メディアなどによると、仁川地検は最近、虐待致死及び障害者福祉法違反の疑いで、仁川の障害者保護センターで働く社会福祉士A氏を拘束起訴した。
A氏は去る8月6日、仁川の障害者保護センターにおいて、1級重症障害者であるB(20代)さんに強制的にトッポッキとキンバ(海苔巻き)など食べ物を食べさせ、死なせたとの疑いを受けている。
B氏は当時、昼食中に気道が詰まり、呼吸困難を訴え倒れた。出動した救急隊によって近隣病院に移されたが、同月12日に死亡した。
警察は最近「B氏が窒息で死亡したと思われる」という国立科学捜査研究院の一次検死結果を受けた。
調査結果当時、B氏の食事席にはセンター関係者2人と公益勤務要員1人がいたことが把握された。
施設内の監視カメラには、B氏が食事を望まない素振りをするも、関係者たちによって無理やり食事をさせられるシーンなどが収録されていたという。
一方、警察はA氏と共に拘束令状が請求されたが棄却された保護センター院長と社会福祉士に対しても追加調査を経て今月中に検察に送致する予定だという。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「生命の尊さを知らない者が動物にご飯を与えるように食べさせた。その間、(被害者は)どれだけ不快な思いをしただろう…」
「パンや餅、キンパやトッポギは老人や重障害者には危険を伴う食べ物だから気を付けないと…」
「映像を見たけど、食べたくないのに食べさせたのは1度や2度じゃないという印象を持った」
「お前らは人間か?」
「彼らに罪はあるのか?…殺そうと食べさせたわけではあるまいし…」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
参考記事:韓国紙「壊れた韓国社会は日本の残滓が原因」「政治・法律・教育に今も埋め込まれている」