政治変えるには「共闘しかない」を確信 共産

 日本共産党は党常任幹部会で今回の総選挙の結果について「野党共闘で政権交代をはじめよう(と取り組んだ)最初のチャレンジとして、大きな歴史的意義があったと確信する」とした。

 また全国62の選挙区で、野党で一本化をはかった候補が激戦に競り勝ち、何人もの自民党の重鎮、有力候補を落選させたことにも効果が示されたとした。全国各地で心通う共闘がとりくまれ、多くの新しい連帯の絆が広がったことも大きな財産としている。

 一方で、共闘によって生まれうる新しい政治の魅力を国民に伝えきる点では十分とは言えなかったとし、共闘の大義・魅力を伝えきれなかったことが自公の補完勢力=「日本維新の会」伸長という事態を招いた一因になった、とした。

 そのうえで「いまの選挙制度のもとでは、日本の政治を変える道は共闘しかありません。わが党は共闘の道を揺るがず発展させるために引き続き力をつくします」と野党共闘による選挙戦での勝利、政権交代へつなげていくことを確認している。(編集担当:森高龍二)

© 株式会社エコノミックニュース