韓国有名サッカー選手がノーマスクナンパで出場停止と罰金

韓国1部大邱FCの有名選手たちが10月31日のハロウィーンの深夜に路上でマスクを着用せずに女性はナンパしていたことが発覚し、大きな波紋を呼んでいる。

今回の騒動やSNS上などでMFパク・ハンビンら複数選手が大邱東城路のクラブ街で女性をナンパしている様子が動画や写真などで拡散。「ソウル新聞」など韓国メディアが一斉に報じた。

選手たちは深夜の午前1時40分から2時10分ごろに女性をナンパ。新型コロナ禍にもかかわらずマスクも着用せずに「公共の場で泥酔して女性を誘惑し、大きな声で卑猥な言葉を吐くなど騒ぎを起こした」と報じた。

大邱FCは今季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝トーナメントに進出するなど強豪だが、騒動の直前には済州に0―5と大敗しており、そうした中での路上ナンパ事件で火に油を注ぐ形になった。

こうした事態を受けて大邱FCは公式ホームページ上で「クラブのイメージを失墜させた選手たちに対して、シーズン残りの試合の出場停止と罰金を科す決定を下した」と表明。厳罰がくだることになった。

韓国で大きな批判を浴びることになったパクは「今回のことは言い訳の余地がなく、間違っていた。現在の立場で守らなければならない最低限のこと、基本的なこと、当然のことに対して責任感のない姿を見せたことがただ恥ずかしい」と反省の弁を述べ、謹慎を受け入れる考えを示した。

有名選手たちによるノーマスク乱痴気騒ぎはまだまだ波紋を広げそうだ。

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