【J1】川崎が圧倒的強さで連覇達成 海外メディアも“無双ぶり”に大注目

鬼木達監督(東スポWeb)

J1川崎が3日に行われた浦和戦(等々力)で1―1と引き分け、J1連覇を果たした。

2位の横浜Mが敗れたことで優勝が決定。川崎は今季ここまでの34試合でわずか1敗。攻守にわたり圧倒的な力の違いを見せつけ、リーグ最多の71得点、同最少の22失点の数字を残している。就任5年目の鬼木達監督は監督としてJ1歴代最多となる4度目の優勝となった。

「今季は難しい試合が多かったが、我慢強さが選手に備わってきた。戦う姿勢を選手が見せてくれた」と指揮官は選手を称えた。それでも慢心することなく「もう1つタイトルはあると言いたい。まだまだ先を見据えて、もう1つタイトルを取りたい」と天皇杯の連覇もどん欲に目指していくことを誓った。

川崎の優勝は海外でも大きな注目を集めている。オーストラリアメディア「オプタススポーツ」は川崎の圧倒的な強さでの優勝を速報。「川崎フロンターレがトロフィーを掲げる。現チャンピオンは、4試合を残して横浜Mに13ポイント差をつけてJ1リーグのタイトルを獲得した」と報道した。

さらに「過去5年間で4回目のJリーグのタイトル。2017年、18年、20年、21年だ」と近年の無双ぶりを紹介した。

絶対王者の黄金時代はまだまだ続きそうだ。

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