水森かおりが「鳴子峡」を地元ファンに披露 19回目の紅白出場へ「頑張っていきたい」

水森かおり(中)、伊藤大崎市長(右)、ゆるキャラ「パタ崎さん」

“ご当地ソングの女王”こと演歌歌手・水森かおり(48)が3日、シングル「鳴子峡」の舞台になっている宮城・大崎市の大崎市民会館大ホールで開催された「大崎市誕生15周年記念式典」に参加。地元ファンの前で「鳴子峡」を披露した。

今年4月に大崎市から「おおさき宝大使」に任命された水森。同市の豊かな歴史や文化、産業、観光資源などを広く宣伝してほしいとして大崎の伊藤康志市長から委嘱状が手渡された。

大崎市の誕生15周年式典のステージに招かれた水森は「昨年は、香川県小豆島が舞台の『瀨戸内 小豆島』を歌わせていただいていたのですが、コロナ禍で一度も小豆島に行くことができませんでした。今回は、やっと皆さまの前で歌を歌うことができて本当に幸せです」とあいさつ。バックに鳴子峡の美しい景色が映し出されるなかで現在ヒット中の「鳴子峡」など全3曲を熱唱した。

最後に伊藤市長と同市のゆるキャラ「パタ崎さん」が花束を持って応援に駆けつけ、感激の水森は「『おおさき宝大使』に任命していただいたときに初めて市長さんとお会いしたのですが、オーラがあって、すごい素敵な方だなと思いました。ぱっと見たときに日活のスターかなと思ったくらいです(笑)」と会場を沸かせた。

今年も年末が近づき、18年連続出場している「NHK紅白歌合戦」については「あと2か月を切りましたが、この『鳴子峡』をさらに大きなヒットにして19回目を目指して頑張っていきたい」と張り切っていた。

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