岡山・倉敷市で81年ぶりのプロ棋士 狩山幹生さんの祝賀会「一局一局集中できるよう頑張りたい」

岡山県倉敷市で81年ぶりに将棋のプロ棋士となった狩山幹生さんの祝賀会が3日に開かれ、関係者が狩山さんにエールを送りました。

10月に将棋のプロ棋士と認められる四段に昇格したのは、倉敷市出身で現在19歳の狩山幹生さんです。倉敷市でプロ棋士が誕生したのは大山康晴・十五世名人以来81年ぶりの快挙です。

(倉敷市/伊東香織 市長)
「81年ぶりということで、本当に市民として将棋の街・倉敷としてうれしく思っています」

3日は愛好家や子どもたちを相手に交流対局も行いました。狩山さんは小学1年生の時に将棋を始め、大山名人記念館や水島子ども将棋教室で腕を磨きました。目標の棋士は岡山市出身の菅井竜也・八段ということです。

(倉敷市で81年ぶりのプロ棋士/狩山幹生さん[19])
「(きょう)出席していただいた方々のおかげでプロ棋士になれたと思っているので、本当によかったなと思います。目の前の対局に一局一局集中できるように頑張りたいと思います」

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