感染落ち着き…“にぎわいの祝日” 広島

文化の日の3日、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着くなか、外出して休日を楽しむ人の姿が見られました。

緊急事態宣言が解除されて初めての祝日。広島市中区の広島城には親子連れや観光客の姿が多くみられました。

無料開放された天守閣では日本刀などを見学し、文化に触れる子どもの姿も見られました。

広島県内では県立美術館や安佐動物公園など多くの施設が文化の日に合わせて無料で開放されました。

尾道市では少し変わった秋の祭りが…

高橋勇介記者「このように棒で叩いて無病息災を願う。ご利益がありそうです」

鬼に「ささら」や「棒」で叩かれると病魔が逃げるとされる尾道ベッチャー祭り。

約200年前に当時流行した疫病を退散させるために始まったとされ、尾道市の民族文化財に指定されている祭りです。

「密」を防ぐため、鬼が出るルートは非公表で一部行事は縮小されましたが、1年間の健康を祈って多くの人でにぎわいました。

秋が深まる中、広島市では一足早く…

佐藤弥生記者「先月オープンしたこちらのスケート場は多くの家族連れでにぎわっています。早くもウィンタースポーツのシーズン到来です」

広島市東区のひろしんビッグウェーブではプールから姿を変えたスケートリンクで手を取り合ってすべる親子の姿が見られました。

スケートリンクは新型コロナ対策として300人の入場制限を設けています。

来年4月18日までの期間中に7万人の来場を見込んでいるということです。

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