米、量的緩和縮小を今月開始

FRB、金融正常化へ転換

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ニューヨーク証券取引所に設置されたテレビに写るFRBのパウエル議長=3日(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は3日、米国債などを大量に買い入れる量的金融緩和の縮小を今月開始することを決めた。新型コロナウイルス禍からの景気回復を受け、正常化に向けて金融政策を転換。段階的に毎月の債券購入を減らし、計画通り進めば来年6月に購入額がゼロとなる。物価高に懸念を示しつつも、事実上のゼロ金利政策は当面維持する。

 FRBは新型コロナ危機を受け昨年3月、ゼロ金利政策と量的緩和による異例の大規模緩和を導入した。約1年8カ月を経て、コロナ対応の緊急措置は大きな節目を迎えた。