11人組のグローバルボーイズグループ「INI」(アイエヌアイ)が3日、都内でデビューシングル「A」のリリース記念生配信イベントを開催。デビューシングルは初日に約36万枚を売り上げるロケットスタートを切った。
オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生したグループで、視聴者の投票によって選ばれた11人で6月に結成。グループ名・INIは〝11人の僕たち(私=I)があなた(I)とつながり合う(Network)〟という意味が込められている。デビューシングルには、すでに配信されている「Rocketeer」「Brighter」などが収録されている。
オリコンデイリーチャートで初登場1位を獲得したことを聞くと、最年少の松田迅(19)は「ありがとうございます。『A』の名に恥じないスタートができました」と号泣。リーダーの木村柾哉(24)は「夢のようです。配信イベントを通してデビューしたことの実感が湧いてきました。MINI(INIのファンの総称)のみなさんに感謝ですし、INIとしてももっともっと大きくなって、みなさんに元気や勇気を与えられるグループになりたい」とさらなる飛躍を誓った。
INIは同じオーディション番組から誕生し、昨年デビューした「JO1」の弟分に当たる。
ある音楽関係者は「男性グループということもあり、JO1もテレビの地上波で見る機会は少ないですが、CDは30万枚オーバーを売り上げているように確実にファンをつかんでいる。INIもネットの配信番組が中心となっていますが、デビューシングルが初日で36万枚は驚異的。しかも、デイリー1位ということにファンも大喜びで、早くも追加でシングル『A』を買う『追いA』というワードがファンの間で盛んに叫ばれている。1週間でかなりの数字になるのでは」と語る。
早くも注目のグループになりそうだ。