伊藤沙莉、森山未來のギプスに似顔絵 出来に大笑い 「ボクたちはみんな大人になれなかった」メイキング

11月5日よりNetflixで配信スタートおよび劇場公開される、作家・燃え殻の同名デビュー作を映画化したNetflix映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」から、森山未來と伊藤沙莉の撮影メイキング映像が公開された。

メイキング映像で捉えられているのは、佐藤のかつての恋人かおり役の伊藤沙莉が、主人公・佐藤役の森山未來のギプスに、森山の似顔絵を描く様子。劇中では佐藤が事故に遭い、その後ギプスをつける。そのギプスに描かれていたお見舞いのイラストを描いたのは、演じる伊藤沙莉本人だったことがわかる。気合いを入れてペンで似顔絵を描く伊藤沙莉だが、完成した森山の似顔絵はイラスト感の強いものに。スタッフと一緒に、森山未來も伊藤沙莉も大笑いし、撮影現場は和やかな雰囲気に包まれる。

伊藤沙莉は、「私が現場で悩んでしまった時に”沙莉ちゃん”と呼ばれて行ってみたら、”なにか描いてよ”って言われたんです。それで絵を描いてたら悩んでいたことをすっかり忘れちゃって。”全部委ねよう”と思った瞬間でした」と語っており、伊藤にとっても、撮影の緊張がほぐれる特別な瞬間となった。また、劇中でギプスが映るシーンは一瞬だが、細かな点にもこだわって制作されていることがわかる映像となっている。

「ボクたちはみんな大人になれなかった」は、2016年に初版が発行された、作家・燃え殻による同名デビュー作の映画化作。森山未來が主人公佐藤を演じ、20代から40代の佐藤を体現する。また、主人公の忘れられない初恋の人かおりを伊藤沙莉、失恋を引きずる佐藤の目の前に現れる謎の美女・スーをSUMIRE、20年前の貧乏な頃から佐藤と同じ釡の飯を食う関口を東出昌大、佐藤と関口の長年の上司に萩原聖人、ひそかに佐藤に思いを寄せる七瀬に篠原篤が演じる。さらに、映画のオリジナルキャラクターである、2015年の40代になった佐藤の恋人・恵役として、大島優子が出演する。

【作品情報】
ボクたちはみんな大人になれなかった
2021年11月5日(金)より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかロードショー&NETFLIX全世界配信開始
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