真岡5年ぶり4強 矢板中央は4発圧倒 高校サッカー県予選

前半18分、真岡のMF金田が先制点を決める=大松山運動公園陸上競技場

 第100回全国高校サッカー選手権大会栃木大会第5日は3日、下野市の大松山運動公園陸上競技場ほかで準々決勝4試合を行い、矢板中央、真岡、宇都宮短大付、佐野日大のシード4校がベスト4に進出した。

 真岡は2-0で宇都宮工に快勝。前半18分にMF金田禅奈(かねだぜんな)主将のシュートで先制し、後半35分にMF大内康平(おおうちこうへい)のゴールで追加点を奪った。

 佐野日大は2-1で国学院栃木に逆転勝ち。後半に同点に追い付き、1-1で迎えた延長後半ロスタイムに途中出場のFW岩城杏璃(いわきあんり)が頭で勝ち越しゴールを決めた。

 矢板中央は後半だけで4得点を挙げ、文星芸大付に4-0で大勝。宇都宮短大付も後半の2点を守り切り、2-0でさくら清修を下した。

 大会第6日は6日、県グリーンスタジアムで矢板中央-真岡、宇都宮短大付-佐野日大の準決勝2試合を行う。試合は新型コロナウイルス感染拡大防止のため保護者を除き無観客で実施する。

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