今年6月に旗揚げした「栃木プロレス」のイベントが3日、宇都宮市本町の県庁前芝生広場で行われた。プロレス界のレジェンド・藤波辰爾(ふじなみたつみ)選手(67)らが登場し、訪れたプロレスファンを熱狂させた。
栃木プロレスは新型コロナ収束後の日本をプロレスで元気づけようと発足。この日は、ファンや通行人らが男たちの激しいぶつかり合いや技の応酬に見入った。
藤波選手は最終試合に登場。豪快な投げ技などを披露し、観衆からニックネームの「ドラゴン」コールが起こるなど盛り上げた。
市内在住の会社員茂木正幸(もてぎまさゆき)さん(53)は「藤波選手は好きなプロレスラー。リングに立つ姿を見て感動しました」と興奮冷めやらぬ様子だった。