大窪寺の高さ26mのイチョウが見頃 モミジも紅葉始める 香川・さぬき市

今年も紅葉が楽しめる季節になりました。香川県さぬき市の大窪寺では、イチョウが見頃を迎えています。

四国霊場88番札所、さぬき市の大窪寺。

10月末頃から、朝晩がぐっと冷え込み始めました。

(記者リポート)
「本堂の前にあります、シンボルのイチョウの木。きれいに色づいています」

このイチョウは香川県が、郷土の景観や地域のシンボルとして貴重な樹木を指定した「香川の保存木」に選ばれています。

高さ26メートル、幹の周りが約7メートル。黄色い葉に、太陽の日があたるとイチョウの葉が光って見えます。

4日は平日にも関わらず、朝から多くの人が訪れ写真を撮るなどして楽しんでいました。

(訪れた人は―)
「(大窪寺は)初めてです。めちゃくちゃきれいでした。映える写真が撮れました。やっとこの子たちも外に出せてあげられるようになったから安心して。うれしいです」

本堂より少し標高が低い仁王門の近くではモミジが色づき始め、緑色から赤色のグラデーションが楽しめます。

例年は、イチョウが落葉した後にモミジが色づき始めますが、2021年は2つを同時に楽しむことができます。

住職によりますとベストショットを狙うにはモミジは午前中、イチョウは午後1時からの2時間ほどがお勧めだそうです。

大窪寺の紅葉は11月下旬まで楽しめそうです。

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