伊方原発 運転差し止め認めず 住民側の申し立て却下

被爆者を含む住民7人が愛媛県・伊方原発の運転停止を求めている仮処分について広島地裁は住民側の申し立てを却下し、再稼働を認めました。

(住民側の弁護団河合弘之弁護士)

「即時抗告をいたします。到底許すことのできない(決定)」

吉岡茂之裁判長は決定文で、過去と同じような地震動が伊方原発に発生する具体的な危険性があるとはいえないなどとして住民側の申し立てを退け、再稼働を認めました。

(四国電力原子力部池尻久夫副部長)

「(裁判所に)ご理解をいただけて妥当な決定をいただけたのではないかと考えております」

四国電力は今後地元の理解を得た上で再稼働の時期を示すということです。

© 広島ホームテレビ