2021年全日本学生選手権・男子グレコローマンは11月4日、山口・キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで開幕。各階級のベスト4（72kg級のみベスト８）が決まり、67kg級3回戦で三多見明（拓大）が大学王者の二俣友明（日体大）を6－3で撃破する殊勲を挙げた。
72kg級でも、東日本学生春季新人戦優勝の矢部晴翔（日体大）が初戦で1年生大学王者の西田衛人（専大）を破り、その後も勝ち進んでベスト8へ進出。77、97、130kg級は、いずれも大学王者の日下尚、仲里優力、小畑詩音（いずれも日体大）が勝ち進んでベスト4へ進んだ。
60kg級では、全日本選抜選手権2位の稲葉海人（日体大）が3回戦で昨年の1年生大学王者の竹下航生（拓大）を撃破。55kg級で2年連続大学王者の塩谷優（拓大）らとともに準決勝にコマを進めた。
各階級の成績は下記の通り。
ノーマークとも言えた三多見明（拓大）が大学王者を破る！＝撮影・保高幸子
西日本学生選手権に続き、大会史上初めて山口県で開催された全日本学生選手権
第1日勝ち抜き選手
【55kg級】杉本陸斗（日大）、塩崎泰隆（日体大）、荒木瑞生（九州共立大）、山際航平（日体大）
【60kg級】曽根敬次郎（専大）、塩谷優（拓大）、松本健新（神奈川大）、稲葉海人（日体大）
【63kg級】有賀丈竜（日体大）、丸山蒼生（日体大）、池田龍斗（日体大）、丸山千恵蔵（日体大）
【67kg級】上太一（関大）、三多見明（拓大）、太田楓輝（育英大）、曽我部京太郎（日体大）
【72kg級】片桐龍樹（育英大）、春日井湧雅（日体大）、宮城海（日体大）、鹿糠鉄斗（育英大）、原田真吾（育英大）、高橋大和（中大）、喜多康介（育英大）、矢部晴翔（日体大）
【77kg級】日下尚（日体大）、山田脩（日体大）、堀北一咲望（日体大）、水口竣介（拓大）
【82kg級】玉岡颯斗（早大）、山口蓮汰（神奈川大）、木村海騎（専大）、樋口徹心（日体大）
【87kg級】岩井知史（明大）、宮本海渡（日体大）、丸山純樹（日体大）、奈須川良太（神奈川大）
【97kg級】仲里優力（日体大）、中原陸（大東大）、芹川力亜（日体大）、山本純大（拓大）
【130kg級】奥村総太（拓大）、小畑詩音（日体大）、宮内勇真（神奈川大）、松岡太一（日体大）
