松田聖子の生配信トークが“フリーズ”のアクシデント 「東京国際映画祭」ユーチューブで

松田聖子監督(C)2021 HBO Pacific Partners

歌手の松田聖子(59)が4日、東京国際映画祭のユーチューブチャンネルに出演。自身が「松田聖子監督」として映画監督デビューした映画「フォークロア2:あの風が吹いた日」についてトークする予定だったが、ユーチューブのライブ配信が〝フリーズ〟してしまうハプニングが起きた。

この日は前後半の2部構成で、まず前半で「フォークロア2:お出かけ」のニコール・ミドリ・ウッドフォード監督がトークを展開。だが、開始20分過ぎからライブ配信が止まって映像も見られずトークも聞けない状態になり、画面には「エラーが発生しました」と表示された。

スマホやパソコンで見ていた300人ほどの視聴者はパニック。後半の聖子監督のトークを楽しみにしていたファンが少なくなかったようで、コメント欄には「聖子監督見たい」などと切実な書き込みが殺到した。

主催者側は急きょ「ユーチューブ全体でトラブルが発生しているようです」とアナウンス。同映画祭のチャンネルの問題ではなくユーチューブ自体の問題とした。

前半が終わり、聖子監督のトークは始まったが、やはりフリーズしたまま。終盤になってようやく復旧した。

同作の撮影時期はコロナ禍の真っただ中だったため「キャストやスタッフの皆さんの安全を守るのが一番大切だと思っていた」という。その上で「心を一つにして作るのを大事にしたかった」と精魂を込めた。

今回は上映時間が55分で、短編と長編の間に位置する作品だった。長編映画に挑戦するか聞かれ「この経験を生かして、もっとももっと勉強したい。機会があったらぜひ次のプロジェクトをがんばっていきたい。もっと勉強してチャレンジしていきたい」と否定しなかった。

フリーズから復旧したころには800人が視聴した。

出演はほかに俳優で歌手の森崎ウィン(31)、タレントのモト冬樹(70)、女優の木村多江(50)ら。

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