経済政策、外交安保などしっかり説明すると総理

 岸田文雄総理は4日、岸田内閣から発足1か月を経過した心境について「自民党総裁選挙、組閣、解散総選挙とスピード感を持って進めてきた。これからは政策実行と思っている。総選挙を通じて、国民の皆さんの信託を頂いた今、そのスピード感を是非政策の実行に向けていきたい」と語った。

岸田総理は「コロナ対策、経済政策、外交安全保障、こうした重要な課題が山積しているが、是非こうした政策の実行に向けて、丁寧に取組みを進めていきたい」と語った。

また「茂木敏充外務大臣ですが自民党幹事長に就任するのに伴って、外務大臣を離職することになるので、次の組閣までは私が外務大臣を兼務させていただきたい」と述べた。

特別国会は10日に召集され、首班指名選挙で岸田総理は再選される。これに基づき第2次岸田内閣を組閣。岸田総理はその後の国会審議に関して「コロナ対策、経済政策、外交安全保障など、様々な事柄について野党の皆さんと議論していくことになる。その際、私の政策について野党、そして国民の皆さんに御理解いただけるよう、しっかり説明し、丁寧な議論を行っていきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)

© 株式会社エコノミックニュース