元王者ケーシー・ストーナー、MotoGPパドックに久々登場/第17戦アルガルベGP

 11月4日、MotoGP第17戦アルガルベGPが開催されるポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベに元MotoGP王者でMotoGPレジェンドのケーシー・ストーナーが登場した。

 ストーナーは2001年にロードレース世界選手権のデビューを果たしたライダーだ。125ccクラスと250ccクラスを経験した後、2006年から最高峰のMotoGPクラスにステップアップした。

2007年のMotoGPチャンピオンを獲得したケーシー・ストーナー(ドゥカティ・マルボロ・チーム)/第15戦日本GP

 MotoGPクラスでは、2007年にドゥカティで、2011年にホンダでチャンピオンを獲得すると、2012年シーズンをもって27歳の若さでMotoGPから引退した。

2011年シーズンのMotoGPはケーシー・ストーナー(ホンダ)がチャンピオンを獲得
2015年鈴鹿8耐に参戦したケーシー・ストーナー(MuSASHi RT HARC-PRO.)

 引退後は、2013年から3年間HRC(ホンダ)のテストライダーを務め、2015年にはMuSASHi RT HARC-PRO.から鈴鹿8耐にも参戦。2016年から3年間は、ドゥカティのテストライダー兼アンバサダーに就任し、MotoGPオフィシャルテストなどで走行して2018年に契約を終了させた。

ストーナーはバレンシアのドゥカティプライベートテストに参加(写真はセパンテストのもの)

 その後は、めったに公の場に姿を現すことはなかったが、11月5~7日に行われるMotoGP第17戦アルガルベGPの開催地であるアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベに登場し、ドゥカティ・レノボ・チームのピットを訪問した。

ケーシー・ストーナー/2021MotoGP第17戦アルガルベGP

 現ドゥカティワークスライダーのジャック・ミラーとフランセスコ・バニャイアと会話し、写真を撮影するなどの時間を過ごした。ストーナーは今週末はポルティマオで過ごすようだ。

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