【雑学】なんで「目黒のさんま」なの?由来を言えたらかっこいい!

こんにちは、ナカメディアの雑学だいすきOL、玉村です!

▲多分バレれます

「目黒のさんま」という言葉、聞いたことはあるのではないでしょうか。
近年では、さんまを無料配布するイベントも行われており、住民にとってもなじみ深いものとなっています。

https://nakamedia.jp/megurono-sanma-matsuri24/

ところで、名産でもないのに、なぜ「目黒のさんま」なのか、ご存じでしょうか。

▲目黒川でさんまとれたっけ?

それは、落語「目黒のさんま」という演目からなのです。
どんな演目かというと…

目黒のさんま

昔、殿様が目黒まで鷹狩に出かけたときのこと…。
家来がお弁当をうっかり忘れてきてしまいました。

▲遠乗り説と鷹狩説があります

殿様たちがお腹をすかせていると、なにやら食欲をそそる香りが…。

何の匂いか聞くと、家来はこう言います。

とは言え、空腹の一行。
殿様は強引にさんまを用意させます。

家来はさんまを焼いていた人からさんまを分けてもらい、
仕方なく、ただ焼いただけのさんまを殿様に差し出します。

すると…。

脂の乗ったさんまをはじめて食べた殿様は、その美味しさにびっくり。
城に戻ってもさんまの味が忘れられず、「何食べたい?」の返答は「さんま!」となります。

料理番は「なんで下魚であるさんま?」と首をひねりながらも、日本橋魚河岸でさんまを調達し、殿様のために調理しました。

さんまを焼くと脂が多く出ますが、身体に悪いので、蒸して脂を抜き。
骨が喉に刺さると危ないので、骨もすべて抜き。

そんな調理をされたさんまは、もはや原型をとどめていません。
やむを得ず、椀にして高級な雰囲気で殿様に差し出しました。

殿様はわくわくしてさんまを食べるのですが、あの美味しかった「目黒のさんま」とはまるで別物です。

がっかりした殿様は、家来に聞きました。

すると、殿様。

おしまい

現代版「目黒のさんま」とは

「目黒のさんま」は、世俗に無知な殿を風刺するという落語です。

さんまは丁寧に調理するよりも、ただ焼いただけのほうがおいしいぞ!という意味も含んでおり、面白いですね。
確かに、とりあえず炒めて焼肉のたれかけただけの茶色い男飯、なんだかんだおいしいです。

▲でも、今一番食べたいものは、馬刺しです

現代で言うと、「中目黒のホルモン」と言ったところでしょうか。

中目黒には食肉加工場などにがないにも関わらず、ホルモンの名店が多く存在します。

▲行きたくなってきた…くぅ

焼くだけのシンプルな調理が一番おいしいというところも、さんまに近いところがあるのかもしれません。

▲牛ターンラッシュ突入!

https://nakamedia.jp/onodashouten/

https://nakamedia.jp/manten-koukashita/

https://nakamedia.jp/markmatsuoka-yakiniku/

https://nakamedia.jp/horumon-toku/

https://nakamedia.jp/sanbyakuya/

https://nakamedia.jp/futago-training-center/

それでは、中目黒でお待ちしております。

© nakamedia