横綱が不動の地位を築き始めている。〝ファイナルボス〟ことWWEのNXT・UK女子王者の里村明衣子(41)が、挑戦者のジニー(32)を下し同王座の3度目の防衛に成功した。
試合に先駆けてジニーから衰えを指摘され、挑発された里村は序盤から気合満点。ヘッドシザースやドラゴンスクリューを食らうも「いくぞ」と自らを奮い立たせる。そしてフロッグスプラッシュやSTFでジニーを追い詰めた。
相手のヒールキックでピンチを迎える場面もあったが、これを打開するとデスバレーボム、スコーピオライジングで相手の動きを止める。そして最後は渾身のデスバレーボムでとどめを刺し、ジニーをマットに沈めることに成功した。
大技の3連打で衰えなどまるで感じさせず、常に進化し続けていることを証明した里村は「王座防衛したが、私はいつもチャレンジャーだ。ジニーという素晴らしい対戦相手が挑戦してくれたことに感謝している。NXT・UKには高度なグラウンドテクニックと試合のスキルがある。次は誰だ?」と自身のツイッターでコメント。その地位を不動のものとしつつある王者がUK女子の完全制圧を狙う。