子どもたちが作っているのは、人気アニメ ガンダムのプラモデル。通称ガンプラ。
ガンプラ作り ©️創通・サンライズ
ガンプラを通じてリサイクルが学べる「ガンダムリサイクル作戦」が、先月 広島パルコで開催されました。
「ガンダムリサイクル作戦」 (C)HOME
来場者に配られているのはここでしか手に入らない限定仕様のガンプラ。
プラモデルを組み立てるときに残る枠組み「ランナー」を再利用して出来たものです。
ランナーを再利用して作られた組み立てキット「エコプラ」 (C)HOME
これまでにおよそ4億個が販売されてきたガンプラ。廃棄されるプラスチックもかなりの量になります。
普段ならゴミとして捨てられてしまうものが地球に優しいエコプラとして蘇りました。
使用済みのランナー (C)HOME
ガンプラを通じてリサイクルの事を知ってほしいということで企画されたこのイベントは、10月20日の「リサイクルの日」からおよそ1か月間にわたり、全国で行われています。
全国で開催中 ©創通・サンライズ
会場では専用のボックスが設置され、使用済みのランナーの回収を呼びかけました。
ランナー回収ボックス (C)HOME
大量の使用済みランナー (C)HOME
この取り組みについてこのイベントを手掛けるバンダイスピリッツの田口さんは、
「非常に多くのファンの方々にご協力いただくことができて、この輪はさらに広げるべき。少しでもプラスチックの使用量を減らすSDGsの取り組みを大事に思っている。」と話します。
バンダイスピリッツ 田口さん (C)HOME
「意外と簡単に出来て楽しかった。」
「何回か(プラモデルを)作ったことあるんですけど、ランナーいつも邪魔だな、家でゴミになるんだったらこうなったほうがいいなって思いました。」
来場者はガンプラ作りを楽しみながらリサイクルを学ぶことができたようです。
楽しんだガンプラ作り ©️創通・サンライズ
体験した学生 (C)HOME
子どもから大人まで幅広い年代に愛されてきたガンダム。
新たな形で地球の未来を守るきっかけを作ってくれていました。
ガンダムと地球の未来を考えられたら ©️創通・サンライズ
《ガンダムリサイクル作戦 開催会場》
https://bandai-hobby.net/site/operation-R/