【全日本大学駅伝】区間エントリー発表 駒大・田沢は7区 東京国際大は主力を補欠登録

青山学院大学・原晋監督は岸本を3区に起用(東スポWeb)

7日に行われる全日本大学駅伝(名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮間、8区間106・8キロ)を前に、各大学の区間エントリーが5日に発表された。

2連覇を目指す駒沢大学は、主将でエース・田沢廉(3年)を7区に配置。アンカーは花尾恭輔(2年)が務める。鈴木芽吹(2年)はケガの影響でメンバーから外れたが、佐藤条二(1年)を1区に起用。フレッシュなルーキーがチームを勢いづける。

3年ぶり3度目の優勝を目指す青学大は、前回大会の5区で区間新記録をマークした佐藤一世(2年)が再び5区を走る。昨季は故障に苦しんだ岸本大紀(3年)は3区、7区は出雲駅伝で好走した横田俊吾(3年)、アンカーは主将・飯田貴之(4年)が選ばれた。

10月の出雲駅伝を制した東京国際大は、イエゴン・ビンセント(3年)、ルカ・ムセンビ(3年)の留学生コンビと日本人エースの丹所健(3年)を補欠に回す駆け引きを仕掛けた。レース当日のメンバー変更でどのような作戦を立てるか注目だ。

全国25校とオープン参加の日本学連選抜と東海学連選抜の計27チームが参加する今大会。出場チームは2日までに8区間の選手と補欠5人を登録した上で、レース当日の朝に3人以内の補欠選手を任意の区間に投入することが可能となっている。

前回大会は田沢の活躍もあり、駒大の優勝で幕を閉じた。出雲駅伝後に青学大の原晋監督は「全日本の本命も東京国際大ですよ」と語っていたが、果たして栄冠を手にするのはどのチームか――。

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