【卓球】吉村真晴「スポーツ王」収録中に肋骨骨折で波紋 競技生活に影響必至

まさかの負傷となった吉村真晴(東スポWeb)

卓球男子でリオデジャネイロ五輪団体銀メダリストの吉村真晴(28)が、バラエティー番組の収録中に負傷し、波紋を広げている。

テレビ朝日は5日、来春放送予定の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の収録中に吉村が肋骨(ろっこつ)を骨折したことを発表した。収録は先月31日に行われ、吉村は他競技を体験する企画でレスリングの技を掛けられるよう、うつぶせになった体を反転させられた際に負傷。当初、企画に参加する予定はなかったという。

吉村はこれまで国際大会で活躍し、テレビ出演にも積極的。同番組には過去にも出演しており、多くのファンを獲得している。しかし、今回の骨折は全治約8週間とみられ、自身の競技生活に少なからず影響を及ぼしそうだ。

吉村は今月の世界選手権は代表に選出されなかったものの、現在はTリーグ・琉球でプレーを続けている。Tリーグ関係者は「リーグの試合中に起こったアクシデントではないので、現状でコメントする立場にはない」と話す一方で「琉球は11人いるのでメンバーが足りないという事態にはならないと思うが、(試合に)影響が出るかもしれない」と指摘した。チームの次戦は12月で、吉村が出場できるかは不透明だ。

これを受けてSNSでは「大丈夫なのかな」「いやいやいや、何やってんの」「アスリートにケガさせちゃあかんやろ」「もし間近にオリンピックが控えていたらアウト」「選手生命絶たれたらどう責任取るんだか…」とさまざまな意見が上がった。

また、吉村はこの日、自身のツイッターを更新し「多くの方にご迷惑お掛けします。早く回復できるよう努めます」とコメントしている。

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