「基礎疾患があり不安だった」広島市職員ワクチン4回接種 

広島市の男性職員が新型コロナのワクチンを、優先と一般の接種券を両方使い4回接種していたことがわかりました。

ワクチンを4回接種していたのは南区役所に勤務する50代の男性職員です。

男性は陽性患者を病院などに搬送する業務を担う予定として、広島市が医療従事者等に向け交付した優先接種券を使用し6月に2回接種。その後、一般向けに交付された接種券を再び使用し3、4回目を接種しました。

優先接種を受けた人は一般の接種券を破棄するよう市が求めていますが、男性職員は「基礎疾患があったため不安が大きかった」と話しているということです。

市は男性職員に追加接種分の費用を請求し、処分については今後、厳正に対処するとしています。

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