教育支援サービス「manaba」教員がかんたんに操作できる新たな「出席管理」機能を提供開始

2021年11月4日
株式会社朝日ネット

株式会社朝日ネット(東証第一部、本社:東京都中央区、代表取締役社長:土方 次郎)は、当社が提供する教育支援サービス「manaba」において教員がかんたんに操作できる新たな「出席管理」機能を提供開始することをお知らせいたします。

当社は大学を主とした高等教育機関に対して教育支援サービス「manaba」を提供しております。manaba はポートフォリオを兼ね備えた授業支援システム(LMS)です。全学部で manaba を利用している大学は2021年9月末時点で98校です。約80万人の学生が manaba にログインし、授業に必要な電子教材の取得や課題を提出するなど manaba は日々の授業における教員と学生のコミュニケーションを支えております。

大学は新型コロナウイルス感染症対策として黒板やプロジェクタを用いた対面授業からインターネットを経由したライブ型及びオンデマンド型による遠隔授業へ変化させるなど教育のICT化による授業運営を進めています。一方で一部の授業では対面授業が再開されるなど教員と学生の学びの機会は多様化しています。このように対面授業と遠隔授業が混在する状況において大学及び教員は学生が授業へ参加したかを示すための出席情報を適切に管理する必要に迫られています。加えて大学は「教育の質保証」に取り組むため学内に存在する様々な情報のひとつとして出席情報を扱っており、昨今では文部科学省が進める「高等教育の就学支援制度」(高等教育無償化制度)の対象となっている学生の学修意欲を測る指標としても出席情報や出席率の管理が求められています。

当社は新たな「出席管理」機能を2022年4月から提供開始いたします。大学が出席管理に求める要望を改めて整理し、教員が学生の出席情報を簡単に集計、管理できることを目指して開発を進めております。出席情報は大学にとって学生の学修成果を測る一つの指標であり、教員にとっては学生の最終成績をつける素点であるため出席情報の完全性と可用性が求められることも考慮いたしました。本機能の提供により、大学は学生の正しい出席情報を取得すること並びに教員は正しい出席情報を簡単な操作で管理できます。結果として文部科学省が求める出席情報や出席率の管理を実現いたします。

コーポレートメッセージである「つなぐをつくる、つなぐをささえる。」を実現するため、大学と学生、教員と信頼されるコミュニケーションを創造し、新たな価値を提供し続けてまいります。

機能概要

大学
・授業を横断した学生の出欠席状況一覧の閲覧・出力
・組織(学部・学科別等)ごとの学生の出欠席状況一覧の閲覧・出力
・他学内システムへ学生の出席データの自動連携

教員
・「manaba」コースの機能に出席管理メニュー追加
・ランダム数列による出席コードによる出席確認
・代返防止機能

学生
・専用のスマートフォンアプリから出席提出
・アプリ上で履修授業の出欠席状況一覧を確認

提供開始予定日

2022年4月

本件に関するお問い合わせ( 教育機関関係者の方)

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ださい。
https://manaba.jp/contact_select/