ノアのGHCジュニアタッグ王座を保持するNOSAWA論外(44)、Eita(30)組がドラゴンゲートマットで存在感を見せつけた。
5日のドラゲー後楽園ホール大会で初防衛戦が行われ、挑戦者・箕浦康太、ジェイソン・リー組と対戦。箕浦との攻防では、執拗なエルボー攻撃をまるで問題にしないなど優位に試合を進めた論外だったが、2人がかりの攻撃で徐々に劣勢に。交互に左腕を狙われ、苦悶の表情を浮かべた。
さらに箕浦のチョップ攻勢、リーのトラースキックと集中攻撃が続き、ピンチが続く。それでも箕浦に卑劣な金的蹴りを見舞って窮地を脱出。最後はEitaのお膳立てもあり、リーをラ・マヒストラルで丸め込んだ。
試合後は「Eitaにだまされて久々のドラゴンゲートになった。試合前はちょうどいい相手と思ったけど、いい選手だったよ。あれで怖くなってきたら、もうやりたくない相手」と挑戦者チームをたたえた。
一方で「それよりリアル・ハザードってやつらはどこ行ったんだよ? 俺はマッスル・アウトローズにも使い捨てにされたことがあるんで、ドラゴンゲートにトラウマがあるんだよ。お前は使い捨てにするなよ!」と、かつてサポートメンバーとして加入していたユニットを引き合いに出しながら、Eitaに念押ししていた。