ドラゴンゲートのBen―K(30)が至宝奪還に弾みをつけた。
オープン・ザ・ドリームゲート王者YAMATO(41)が3日の大阪大会でV2直後に、Ben―K挑戦を表明。要望が認められ、27日の仙台サンプラザホール大会で、ユニット「ハイエンド」の同門対決が実現する。
2019年12月に失って以来となる同王座の2度目の戴冠に向けて気合が入る中、5日の後楽園ホール大会ではタッグ戦でYAMATOと前哨対決で激突した。
序盤は王者のヒザに絡みついてグラウンドの攻防に引きずり込むも、うまく抑え込まれてしまう。さらにKagetoraとの連係技を繰り出されて窮地に。だが、気迫のボディーアタック連発、豪快な投げ技で意地を見せる。その後も強烈なスピアー、ミサイルキックを炸裂させて主導権を握り、最後はKagetoraをスピアーで沈めた。
試合後は先輩のYAMATOを「てめえー!」「貴様!」と呼びつける気合の入りよう。「てめえの時代は終わりだ。王者でいられるのも時間の問題だな。この俺が再びドラゴンゲートの天下をつくってやる」と、あらためてベルト取りへの固い決意を叫んだ。