アイルランドが誇る国宝級バンド、チーフタンズが60年のキャリアを包括したベスト盤リリース決定

1962年にアイルランドで結成されて以降、様々なジャンルを取り入れつつアイルランド音楽の魅力を世界中に広めた第一人者であるザ・チーフタンズ。

そんな彼らの60年にわたるキャリアを総括したベスト・アルバム『チーフタンズの60年~ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・チーフタンズ』(原題:Chronicles: 60 Years of The Chieftains)がリリースされることが決定。輸入盤は11月12日、解説付きの国内盤は12月22日に発売される。

本作は、クラダ・レコードからのデビュー・アルバム『ザ・チーフタンズ1』から最新作『ヴォイス・オブ・エイジズ』まで、レーベルの垣根を超えた40曲を収録している究極の内容。ゲストもザ・ローリング・ストーンズ、ヴァン・モリソン、ボン・イヴェール、アリソン・クラウス、ダイアナ・クラールといった錚々たる面子が名を連ねている。さらにBBCが所有するアーカイヴから、貴重な未発表のライヴ音源を4曲収録。

10月12日にバンドの創設者でありリーダーのパイプ奏者/ホイッスル奏者のパディ・モローニが83歳で惜しくも急逝した。今改めて彼らの偉大な足跡を振り返るにあたり、本作はキャリア全てを総括した最適な1枚となっている。

本作について、ザ・チーフタンズのメンバーとパディ・モローニの遺族は次のようにコメント。

「この数か月、パディは本作にどの曲を収録し、どのようなアートワークにするか、といった作業に深く関わっていました。彼はその過程をとても楽しんでいましたし、ザ・チーフタンズにとって最初のレーベルであり、彼自身も数年運営に携わったクラダ・レコードから本作をリリースすることに大きな意義を感じていました。亡くなる前にパディが本作の最終版を見ることが出来たのをとても幸せに思います。このアルバムをパディへ、そしてザ・チーフタンズへ捧げたいと思います」

また、今回のベスト盤リリースを記念し、バンドがクラダ・レコードに残した作品の中から10タイトルがリイシューされることも決定。いずれも国内初CD化で、年明け1月19日にリリースされる。

■リリース情報

ザ・チーフタンズ

『チーフタンズの60年~ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・チーフタンズ』

2021年12月22日発売 ※輸入盤:11月12日
UCCU-1656/7 2CD ¥3,300 (tax in) 解説付

予約などはこちら→The-Chieftains.lnk.to/60years_Very_Best_ofPR

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