不倫疑惑も〝地元〟では相変わらず人気者 福原愛さん青森大学客員准教授就任

福原愛さん

不倫疑惑を報じられても地元では人気者!

卓球の元五輪メダリスト・福原愛さんが5日までに青森大学の客員准教授に就任した。青森大学は、福原さんの母校である青森山田高校の系列校。同大学で福原さんは、現役時代に世界で活躍した経験を学生に伝えるという。本人が直接学生を指導するほか、オンラインでの授業も想定している。

青森大学は、以前から有名人を客員教授として招き入れたり、学生として入学させたりして話題性をつくってきた大学として地元で有名だ。

大学関係者は「過去には登山家の野口健氏を大学院に、青森市出身の元プロボクサー畑山隆則氏を大学に入学させたほか、元TBSアナウンサーでジャーナリストの見城美枝子氏を教授として迎え、当時はかなり話題になった」と話す。

福原さんが客員准教授に就任したのも、話題づくりを兼ねてのこと。

だが、福原さんは3月に一般男性との不倫が報じられ、7月には元卓球台湾代表の夫・江宏傑と離婚するなど最近はイメージダウンにもつながるネガティブなスキャンダルがあった。こうした背景から、江の地元・台湾のネット上では「不倫スキャンダルの経験を伝えるのですか?」「第2の故郷って中国でしょ?」などと、福原さんの客員准教授就任の話題に冷ややかな声もある。

ところが、青森県では真逆の現象が起こっているようだ。

同関係者は「青森県内での福原さんの人気ぶりは不倫の報道を上回るほど。県内の高校に通っていた卓球のアイドルというイメージがかなり強く、不倫の話はどこへ行った?という感じ。青森大学は私立大学ということもあり、入学者数が減少傾向にある中で学生を確保するために、あの手この手で対策を考えている」と明かす。

人気者のパワーで大学を活気づけることができるのか、注目が集まる。

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