能登半島を味わい尽くす!老舗の鮨屋・フレンチや輪島塗など食と工藝を堪能する旅

旅人へひとこと

美味しいもの、美しいものがたくさん集まる能登半島。生産者さん、作家さんとの出会いが生む感動!

はじめまして。

東京世田谷の尾山台で工藝と本、食材とワインを扱うギャラリー「tsukihi」を営んでおります、李大成と申します。

生産者さん、作家さんの思いや技が込められた食材、工藝品に出会いに、日本各地を旅しています。

旅で出会った美味しいもの、美しいものを、皆様にご紹介したいと思います。

今回ご紹介させて頂くのは、能登半島。

日本海に突き出た能登半島。

豊かな海と里山をもとに、穏やかな暮らしが営まれています。

また観光業も盛んで、日々多くの観光客で賑わっています。

「輪島朝市」は有名ですよね。

春夏秋冬楽しめます!

能登半島は春夏秋冬それぞれ美味しいもの、美しいものに満ちています。

のと里山空港の開設、北陸新幹線の開通によって、各都市から能登半島へのアクセスは格段に良くなりました。

皆様是非能登半島へ旅してみてください!

必ずや能登のとりこになるでしょう。

能登半島は伝統が今も連綿と受け継がれる地でもあります。

『角花家』さんでは、2008年に国の重要無形民俗文化財に指定された日本最古の塩田法である、「能登の揚げ浜式製塩の技術」を守り続けています。

今も自ら海水を汲んで塩田に撒き、天日で乾かしその後煮詰めて、というように全ての工程を手作業でつくります。

こちらのお塩、旨味と塩気とキレのバランスが素晴らしいんです。

注文が殺到しなかなか手に入らない逸品です。

揚げ浜塩田 角花家

〒927-1324 石川県珠洲市清水町1ー58ー27

「輪島塗」という素晴らしい伝統工藝もあります。

塗師である赤木明登さんは、ぬりものを通して美や生といったものの本質を探求されています。

作品はきらびやかな装飾はなく、あくまで日々の暮らしに寄り添ったものであり、その素朴さからは貴さをも感じさせます。

日本中はもとより中国やヨーロッパにも多くのファンがいらっしゃいます。

世界に誇る文化ですね。

能登には美味しいお店もたくさんあります。

こちら『江戸ッ子寿司』さんは、穴水駅のすぐそばにある老舗のお鮨屋さん。

能登の新鮮な魚を、東京で修行されたという愛嬌たっぷりの大将が握ってくれます。

この日おすすめしてくださった鯖は鮮度抜群で、非常に美味しかったです!

江戸ッ子寿司

〒927-0026 石川県鳳珠郡穴水町大町は16

『ラトリエ・ドゥ・ノト』さんは県外からもファンが足繁く通う人気のフレンチレストラン。

能登の食材を活かした特別ながらも落ち着いたお料理は、味はもちろん見た目も素晴らしいです。

輪島塗のうつわを使われたりと創意工夫がなされています。

岩牡蠣と真牡蠣を食べ比べ!

能登は牡蠣の名産地でもあります。

夏場は岩牡蠣、冬場は真牡蠣のシーズン。

それぞれの美味しさがありますので、是非季節ごとに訪れてご賞味なさってみてください。

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

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L'Atelier de NOTO

〒928-0001 石川県輪島市河井町4−142

*この記事は2021年10月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:李大成

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