神出鬼没の芸術家 「バンクシー展」始まる 広島

世界で話題の芸術家、バンクシーの作品を集めた展覧会が広島市内の美術館で始まりました。

こちらは、「スロウワー」という作品。火炎瓶ではなく花束を持ったパレスチナの男性が描かれていて、「武器で戦争を終わらせることはできない」という平和へのメッセージが込められています。

ひろしま美術館で始まったバンクシー展は、開館前から約50人が列を作りました。

バンクシーは世界中の壁や橋などに作品を描く神出鬼没なアーティストでこの展覧会でも、社会風刺的な作品70点以上が展示されています。

来館した男性

「正義と悪の狭間でいろんなことを発信しているアーティストなのかなと思います。」

バンクシー展は来月5日まで、ひろしま美術館で開催されています。

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