女子ゴルフの「ＴＯＴＯジャパンクラシック」３日目（６日、滋賀・瀬田ＧＣ北Ｃ＝パー７２）、３８位タイから出た渋野日向子（２２＝サントリー）は、５バーディー、１ボギーの６８で回り、通算３アンダーとスコアを４つ伸ばした。
これがシブコの意地だ。２日目終了後に「どうにもパターが入らない」と語っていたが、この日はの１番パー５でバーディースタートを切ると、２番パー４でボギーをたたいたものの、５番パー４、６番パー４で連続バーディー。後半もバーディーを２つ奪い「練習の中ではあまり良い感触ではなかったけど、５２度のウェッジで３つバーディーをとれた。チャンスにつけたのが入ってくれたので、ラッキーな一日だったかな」と振り返った。
パッティングの修正が功を奏した。「パッティングは距離感もそうだし、自分のイメージを出す練習とかもしたい」と昨日のホールアウト後に微調整。「昨日の上りのラインでも緩みがちだったので、打ち切ろうと思った。今日はしっかり打ったのが、１個３パットがあったけど、それ以降のパッティングは良かった」と手応えを口にした。
古江彩佳（富士通）などの上位陣が順調にスコアを伸ばしていることもあり、２週連続優勝は厳しくなった。それでも「明日は今よりも良い位置で終われるように、悔いのないように頑張りたい」ときっぱり。最終日でのさらなる飛躍に誓った。
