【全日本大学駅伝】大迫傑氏が珍質問「僕を何区で起用したいですか?」青学大・原監督は1区で

大迫傑氏(東スポWeb)

東京五輪の男子マラソンで6位入賞を果たした大迫傑氏(30)が各大学の監督にまさかのアピールだ。

全日本大学駅伝(7日、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮間、8区間106・8キロ)の前日会見が6日に行われ、駒大の大八木弘明監督、東海大の両角速監督、明大の山本佑樹監督、青学大の原晋監督、早大の相楽豊監督、東京国際大の大志田秀次監督が出席。当日の展望などを巡り、巧妙な駆け引きを繰り広げた。

そんな中、テレビ解説を務める大迫氏は「もし、僕が選手だったら何区で起用したいですか?」と質問。各大学の監督は苦笑いを浮かべながら「大迫氏がいた場合」のプランニングを述べた。

東海大の両角監督は「距離的なことを言えば、後半の2区間くらい一人で走ってもらいたい」と笑いを誘った上で「1区で短い距離だが、ぶっちぎりで走ってもらいたい」とコメント。東京国際大の大志田監督は「やはり7、8区でレースを決定づけさせる走力があるので、チームとしては7、8区に配置したい選手ですね。彼が1人いたらチームとしてはどこでも攻められる」と太鼓判を押した。

青学大の原監督は「今年の作戦が『男前大作戦』なので、アンカーはチーム一のイケメンリーダー(飯田貴之、4年)がエントリーしている。大迫くんには1区でイケメンぶりを発揮してほしい」とニヤリ。続けて「レース展開的にもいいし、ビジュアル的にもいい」と相乗効果を口にした。

東京五輪を最後に現役を引退した大迫氏。もちろんレースに出場することはないが、喉から手が出るほど欲しい戦力であることは間違いなさそうだ。

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