サインツ「ライバルたちは速い。厳しい戦いになりそうだ」フェラーリ/F1第18戦金曜

 2021年F1メキシコGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=6番手/2=5番手、シャルル・ルクレールはフリー走行1=8番手/2=7番手だった。

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ)
フリー走行1=6番手(1分19秒463:ソフトタイヤ/26周)/2=5番手(1分18秒318:ソフトタイヤ/29周)

 メキシコではグリップ不足がマシンの挙動に大きく影響する。例年どおり、難しい金曜日だった。

 FP1からFP2にかけていくつかの変更を試したがうまくいかなかったので、セッション中に午前中のセットアップに戻して、僕がより満足していたFP1でのバランスを再現することにした。

 明日はまったく別の方法を試して、ラップタイムとマシンの全体的なパフォーマンスを改善できるかどうかを確認する。

 ライバルのなかにとても速いマシンがあるので、厳しい戦いになりそうだ。

 マシンを止めるたびに、グランドスタンドのファンが大声で声援を送ってくれているのが聞こえる。メキシコでこんなにも多くのフェラーリのフラッグを見ることができてうれしい。応援してもらっているのを感じる。見てくれている皆のために、良い週末にするよう頑張るよ。

2021年F1第18戦メキシコGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ)
フリー走行1=8番手(1分19秒667:ソフトタイヤ/20周)/2=7番手(1分18秒605:ソフトタイヤ/28周)

 メキシコシティに戻って来られて最高だ! ここの雰囲気はいつだって素晴らしい。コースに到着する前にも、街中でたくさんのファンを見かけた。皆の応援に本当に感謝している。

 今日の2回のセッションには大きな違いがあった。午前中は路面がすごく埃っぽくてかなり滑りやすく、走りづらかった。特にブレーキングで苦労した。でもFP2にかけて、路面が大きく進化した。ラップ毎にどんどん速くなっていくのを感じられたよ。

 ライバルと比較して自分たちの立ち位置を正確に理解することはまだ難しい。明日は、ベストのラップをまとめ上げることに集中するだけだ。それができれば、今週末、いい仕事をすることが可能だと思っている。

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