阿部一二三が “タキシード姿” を自画自賛 妹・詩も「とてもかっこいいと思う」

シックに決めた阿部一二三(左)と詩(東スポWeb)

東京五輪で金メダルを獲得をした柔道男子66キロ級の阿部一二三(24)、女子52キロ級の阿部詩(21)が6日、「anan AWARD 2021」のアスリート部門を受賞し、授賞式に出席した。

東京五輪で、史上初となる兄妹で同じ日に金メダルを獲得。五輪序盤において多くの視聴者に感動を与えたことなどが評価された。

一二三は「本当にこのような賞を受賞できたのも、金メダルを取れたおかげ。頑張ってよかった」と受賞の喜びを語った。金メダル獲得の瞬間について、詩は「夢のようなことが現実になった瞬間で、人生で一番うれしい日になった」と振り返った。

東京五輪では、妹の詩が先に試合を行い、金メダルを獲得。その後、続いて兄も金メダルを獲得した。一二三は「基本的にはいつも僕が後で試合をしているので、慣れてはいるけど、僕も絶対に金メダルをとってやろうと。いいエールをもらったというか、気持ちがさらに入った試合。負けたら妹としゃべれないなと思っていた」と明かした。

またこの日、タキシードに身を包んだ一二三は「ちょっと服を着て緊張している。とても似合っていると思う」とニヤリ。詩は「初めてタキシード姿を見た。とてもかっこいいと思う」と絶賛した。

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