横浜の夜空彩る大輪「ご褒美もらった」 2年連続中止だった花火、実行委が企画

横浜港を鮮やかに彩る花火=横浜市中区の山下公園

 横浜港で6日夜、150発の花火が上がり、夜空を彩った。ハマの夏の風物詩「横浜スパークリングトワイライト」が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2年連続の中止となる中、閉塞(へいそく)感を一掃し、地域の経済活動を後押ししようと横浜市などでつくる「横浜スパークリングトワイライト実行委員会」(小此木歌藏実行委員長)が企画した。

 午後8時、山下ふ頭(横浜市中区)から花火が打ち上げられると、大輪を臨める山下公園(同)では歓声が上がった。事前告知はなかったが、居合わせた学生(20)=埼玉県=は「コロナ禍で多くのことを我慢してきたけど、ご褒美をもらった。前向きな気持ちになれた」と感激していた。

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