<レスリング>【2021年世界選手権・レビュー(23)】男子グレコローマン87kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)


【男子グレコローマン87kg級・優勝】
ズラビ・ダツナシビリ(Datunashvili, Zurabi=セルビア)

▲提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan

▲提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan

 1991年6月18日生まれ、30歳。元ジョージア選手で、ジョージア代表として2012年ロンドン・オリンピック(7位)と2016年リオデジャネイロ・オリンピック(18位)に出場し、欧州選手権優勝の実績もある。

 2018年にジョージア協会とトラブルがあり、しばらくマットを離れたが、2020年にセルビア国籍を取得して復活。12月の個人戦ワールドカップ2位、2021年欧州選手権優勝などを経て、東京オリンピック最終予選で2位。通算3度目のオリンピックは3位に入賞。今回、初の世界一に輝いた。

 ■ズラビ・ダツナシビリの話「(決勝の相手は)この階級で最高のレスラーの一人です。(昨年12月から2度闘っていて)最初は彼が勝ち、次に私が勝ちました。そして今回、私が勝ちました。彼はひとつの間違いを犯し、その瞬間、私に勝利が来ました。決勝での闘いで勝ったのだから、私は本当のチャンピオンと言えるでしょう。東京では銅メダルを獲得し、気持ちよかった。そのあとの1ヶ月間は休息し、そのあとの1ヶ月でこの大会の準備をしてきました」

1回戦~決勝の成績》=resultトーナメント表
決 勝 ○[Tフォール、3:46=9-1]Maskevich, Kiril(ベラルーシ)
準決勝 ○[5-1]Bisultanov, Turpal-Ali Alievich(デンマーク)
3回戦 ○[2-1]Gobadze, Lasha(ジョージア)
2回戦 ○[4-3]Alirzaev, Milad Valerikovich(RWF)
1回戦  BYE


【表彰式】=写真なし

[2]Maskevich, Kiril(ベラルーシ)
[3]Gobadze, Lasha(ジョージア)
[3]Kulynycz, Arkadiusz Marcin(ポーランド)


【決勝・動画】
Datunashvili, Zurabi(セルビア)○[Tフォール、3:46=9-1]●Maskevich, Kiril(ベラルーシ)

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