中上貴晶、転倒で最後尾22番手「小さなミスでしたが、その代償は大きかった」/MotoGP第17戦アルガルベGP予選

 11月6日、2021年MotoGP第17戦アルガルベGP MotoGPクラスの予選がポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は最後尾の22番手となった。

 初日のフリー走行1回目と2回目で総合9番手タイムの1分40秒122記録した中上。ドライコンディションで行われた2日目のFP3ではトータルで19周走り、初日のタイムを更新して1分39秒668をマークした。

 しかし、1000分の5秒差で11番手となり、わずかの差で目標としていたダイレクトでの予選Q2進出を逃してしまった。

 予選Q1では、1回目のアタックで2周目に1分40秒588を出してピットイン。2回目のアタックでは2周目に1分40秒009とタイムを短縮し、さらにアタックに入ったが転倒を喫した。

 再スタートやスペアマシンでアタックする時間もなく、そのまま予選Q1は終了。中上は最後尾の22番グリッドからのスタートが確定した。

 4月に同地で開催された第3戦ポルトガルGPでも最後尾の21番手からスタートしたが、10位までポジションを上げてフィニッシュしている。今大会も厳しいグリッドから決勝を戦うが、追い上げのレースに挑む。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(予選22番手)
「残念ながら、今日の午後は本当にたいへんでした。Q1で転倒してしまい、ラップタイムを更新するチャンスを失ってしまいました。小さなミスでしたが、その代償は大きかったです」

「明らかに期待していた結果ではありませんが、最後尾からベストを尽くし、ライダーたちをオーバーテイクしていきたいと思います」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2021MotoGP第17戦アルガルベGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2021MotoGP第17戦アルガルベGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2021MotoGP第17戦アルガルベGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2021MotoGP第17戦アルガルベGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2021MotoGP第17戦アルガルベGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2021MotoGP第17戦アルガルベGP

© 株式会社三栄