爆笑太田 サンジャポで総追及 甘利氏への発言は「弱い者いじめ」の批判に自論

太田光(東スポWeb)

選挙特番で大炎上のお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(56)が7日放送の情報番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、大反省した。

太田が選挙特番での大炎上後、テレビの生放送に初めて出演。番組は若者の政治参加をテーマにした議題でスタート。

番組では太田の炎上を特集。その中で「政治家たちへの失礼発言」についてのSNSでの声を紹介し「態度や質問が失礼」「太田の話が長すぎ」など、太田にぶつけて真意を問うた。

元衆議院議員の杉村太蔵氏は(42)は「何やってんだという気持ちで観ていた。話が長い」と怒り心頭で指摘する。「無礼ですよね。品がない。いままで生きてきて、ずっとテーマだった。品は生まれ持ったもの。なかなか獲得できないんです」と反省した。

開票当日、甘利昭氏への「ご愁傷様」発言について話題が及んだ。

「甘利さんへの軽口、ご愁傷様は場にそぐわなかった」と太田。ただ「弱いものいじめ」との批判には「認識が少し違う」「あの時点での甘利さんが弱者だったとは思わない」と自論を展開。

杉村氏の「政治家は選挙戦を命がけで戦っている」との発言に「政治家の仕事は2つある。選挙を戦うこともそうだが、当選してからの仕事も命がけ。僕はこっちのほうが重要」と太田。

続けて「確かに選挙を命がけで戦っていたがそれはあなたたち(政治家)の事情があって。僕は(当落よりも、選挙後の仕事の方を重視する立場なので)あそこで甘利さんにみなさんほど、気持ちを寄せる気配りはなかったと思います」と説明した。

これに杉村氏は「惜しい部分もあった。ジャーナリスト精神を感じる部分はあったが、あまりにも空回りし過ぎていて、本質的なところを聞くところを期待した」と話した。

起用したTBSサイドには「散々、言葉使いについては言われていた」(太田)。テレビジャーナリストのデーブ・スペクター氏が「起用した方の責任」と言えば、太田は「それは違う」とヒートアップする場面もあった。

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